住宅塗装業者はよく「手塗り」を自社の強みとしてPRすることがあります。
手塗り=丁寧な仕事を連想させますし、なんとなくお客様は安心感を持つかもしれません。
そもそも住宅塗装にはどのような塗り方があるでしょうか。
目次
1)手塗り塗装
刷毛やローラーなどを使用して人の手で塗る塗装方法です。利点として、人の手で行うので、まんべんなく細かいところまで作業が行き届きます。一方で人が行う作業のため、時間やコストがかかったり、職人の技術の差や性格が仕上がりに影響してしまうこともあります。
2)吹付け塗装
専用のガンを使用して塗料を吹き付けて塗る塗装方法です。機械が塗料を効率よく吹き付けてくれるため、短時間で、かつコストを抑えた塗装が可能になります。また、刷毛やローラーではなきない意匠性の高い塗装も可能になります。一方で高圧で塗料を吹き付けるため、無駄になる塗料も多く、また、近隣への飛散や匂い、機器の騒音などの問題があります。
では手塗りと吹付け塗装、どちらがいいの?というと、一概には言えません。
なぜならばそもそも塗装方法は利用する塗料メーカーが商品ごとにこまかく施工方法と塗装機器を指定しているからです。
ですので、「丁寧な手塗り施工」という表現は厳密にいうと間違っています。
塗料メーカーが定めた施工方法と塗装機器を使用するのが一番丁寧な施工です。
長崎住宅塗装店では近隣への影響と仕上がりのバランスを考えて、手塗り指定の塗料を中心に採用しています。
もちろん吹付けの塗料もご希望に応じて対応可能です。
そろそろご自宅を塗り替えたいとお考えの方はお気軽にご相談ください。