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週初めの店長日記 #9『塗料のご紹介:ダイナミックTOP』

塗料のご紹介をしたいと思います。


関西ペイント『ダイナミックTOP』


非常に人気の高い塗料で、当社でも販売のみならず塗装工事においても主力製品のひとつです。
わりと新しめの製品、、と思っていましたが世に出てきたのは2016年で来年には10周年を迎え、すっかり定番塗料のひとつとなっています。
時の流れの速さが怖いです😨
なぜダイナミックTOPは人気なのかを今回は深堀りしていきましょう。
とは言え、突き詰めすぎるとマニアックな話になっていきますので、外壁塗装をご検討中の方がなんとなくでも”いい塗料なんだな”と思っていただけるくらいの、マイルドな内容にてご紹介します。

1)ダイナミックTOPとは


ダイナミックTOPは、主に外壁塗装に用いる水性シリコン塗料です。

2)ダイナミックTOPの特長(メリット)


・高耐候性
長期間、紫外線や雨などから外壁を守ってくれます。
ラジカル制御型塗料なので、塗料の膜の劣化を抑えられます。
※ラジカルについては後述します。

・低汚染性
汚れが付着しにくい性能をもっています。また、汚れがついても雨で流されやすい仕上がりです。
防カビ・防藻性能もしっかり付帯しています。

・艶(ツヤ)の種類が豊富
色の好みは人それぞれですが仕上がりの艶の好みもまた同じです。
光沢仕上がりがお好みの方、マットな仕上がりがお好みの方、さまざまです。
ダイナミックTOPは、艶あり、7分艶、5分艶、3分艶、艶消しから選べます。
特にこだわりがないという方は艶ありがおすすめです。

その他、水性塗料なので低臭性(所謂シンナー臭が無い)、作業性が高くロスが出にくいなど、お客様側にも我々施工業者側にも数多くのメリットがあります。

3)ラジカル制御型塗料とは


「ラジカル」とは、塗料の膜を劣化させる物質(エネルギー)です。
塗料に含まれる成分に太陽光の紫外線が当たることで発生します。
よく「ラジカル塗料」と略して言われますが、ラジカルは悪者です。
ラジカルが発生することで、チョーキングやひび割れ、変色を引き起こします。

チョーキング現象


ラジカルの発生を抑える性能を持った塗料が、ラジカル制御型塗料です。
ダイナミックTOPは、
①そもそも劣化に強いシリコンを使用している
②それでもすり抜けてきた紫外線をラジカル発生地点まで到達させないバリヤー
③それでもすり抜けてきた紫外線を無害化するトラップ
④それでも発生したラジカルを無害化する機能

を、有しています。頼もしいですね。

4)ダイナミックTOPの特長(デメリット)


逆にダイナミックTOPにデメリットはあるのかというと、、
正直あまり無いんですよね。しいて挙げるとすれば、

・(相対的に)価格が高い
一般的なシリコン塗料と比較すると、高性能なぶん価格は高いです。
が、コスト&パフォーマンスの観点から考えると、決して割高な製品というわけではありません。

・本当の性能実績はこれから
比較的新しめの製品ではあるので、耐久性能などの実績は最初期に施工したものがそろそろ挙がってくる頃です。
外壁塗装のお見積りを受ける際、大げさな性能を謳った提案には気をつけましょう。

・知識を持って正しい施工が条件
これはダイナミックTOPに限らず、すべての塗料・塗装工事にいえることですが、適切な下地処理を行なって適切な量を塗布しなければ製品本来の性能は発揮できません。気温や天候条件にも左右されますので無茶な工事進行では失敗します。
ちなみにダイナミックTOPは専用の強化剤を添加することで湿潤面(水分や湿気を含んだ状態の外壁)にも施工が可能です。
完全に乾くまで待つ必要がなく工事期間の短縮になりますが、これはあくまでもメーカーから施工業者に向けてのアピールポイントなのでお客様にとってのメリットかと言われると、ちょっと疑問です🤔(個人的な感想です)

4)結論:コスパ良し◎


上位グレードのフッソ塗料や無機塗料には及びませんが、ダイナミックTOPは高い耐久性をもっています。(期待耐用年数:12~15年)
メンテナンスコストは抑えつつも性能に妥協がないところが人気の要因です。
すべての塗装工事が適切な施工にて仕上げられる限り、今後も定番&人気の塗料であり続けるでしょう☺️

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2025年4月7日 | お知らせ