塗料のご紹介をします。
エスケー化研『プレミアム無機』

名の通り無機塗料です。2021年に登場し、徐々に人気が高まっている次世代型塗料です。
プレミアム無機の特長やメリット・デメリットを、前回と同じようにご案内いたします。
塗替え工事に際しての塗料選びの参考になれば幸いです(^.^)
そもそも無機塗料とは
無機塗料とは、「無機物」を主成分として配合された塗料です。
じゃあその無機物とは何ぞやという話ですが、「炭素を含まない物質」とのこと。(調べました)
例えばガラス、セラミック、鉱石、金属などですね。あと砂やコンクリートも無機物です。

イメージとしては硬くて丈夫・燃えにくい、といったところでしょうか。
無機物単体ではカチカチに硬すぎて塗料として使用することはできませんが、樹脂塗料と混合させることで無機物の超高耐久性と有機物(樹脂)の柔軟性・密着性を併せ持った塗料になります。これが無機塗料です。
無機有機ハイブリッド塗料ともいいます。
無機塗料の特長(メリット)
無機塗料最大のメリットは、非常に長い耐用年数を持っていることです(期待耐用年数20年)
これにより塗替え回数を減らすことができるため、長期的に見たときのメンテナンスコストを抑えることができます。
さらに無機塗料には、以下のメリットがあります。
・超耐候性⇒塗料が劣化する原因物質(ラジカル)の発生を抑える『ラジカルコントロール技術』
・超低汚染性⇒雨水が汚れの下に入り込み洗い流す『セルフクリーニング効果』
・防カビ、防藻⇒カビや藻のエサになる有機物の含有量が少ない
・難燃性⇒燃えにくいという無機物の特長をそのまま持っている
これらはプレミアム無機にももちろん付帯しています。
プレミアム無機の紹介といいながら大きいくくりの無機塗料の説明ばっかりですが、このあとプレミアム無機ならではの魅力をご紹介します。
無機塗料のデメリットとプレミアム無機の強み
塗料の中でも最強格の無機塗料ですが、ちゃんとデメリットもあるんですよね😒
こちらも4つご紹介します。
プレミアム無機も例外ではありませんが、デメリットを克服または軽減できている点があります!
・硬い
⇒木材下地の伸縮や動きに塗料の膜がついていけず、ひび割れが発生することがあります。
硬いことでの長寿命というメリットもありますが、まさに表裏一体ですね。
💮プレミアム無機は弾力性があるため、割れにくくなっています。
・値段が高い
⇒スタンダードなシリコン塗料などと比べると高価です。
上位プランとなるため塗装工事代金も高めになる傾向です。
💮プレミアム無機は他社製品と比較して、安価に設定されています。さらに当社は塗料販売部門を持っているため、さらにコスパよく無機プランをご提案できます(PR)
・使うのが難しい
⇒使用するにあたり、正しい知識と充分な経験を伴った技術が必要になります。
ただ良い塗料を使うだけでは良い工事は実現できません。
💮プレミアム無機も同様です。ここは自社職人の腕の見せどころ💪(PR)
・完全つや消しは無理
⇒つや消しのマットな仕上がりがお好みの方も多いと思いますが、
無機塗料の場合、上記のメリットを活かすために完全なつや消しは難しいです。
💮プレミアム無機は艶ありのほか、7分艶・5分艶・3分艶が選べます。できる限りマットな仕上がりをご希望の場合は3分艶、特にこだわりがない場合は艶ありがおすすめです。
結論:おすすめ◎、長期的なコスパはこれからに期待
無機塗料の魅力は伝わりましたでしょうか。
製品によっては期待耐用年数25年と謳っているものもありますが、現代の無機有機ハイブリッド塗料は普及してから間もないので耐用年数の実績は蓄積途中です。そのため過信は禁物としても、立地環境などの条件しだいでは今まで以上に長持ちを期待できるおすすめの塗料です。
今後もおすすめの塗料をご紹介していきますので、これからもよろしくお願いいたします☺️

