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週初めの店長日記 #33『お気に入りのデザインを活かすクリヤー塗装』

外壁塗装といえば『色を塗り替える』イメージが強いですが、色を付けない透明の塗料を使用する『クリヤー塗装』という方法もあります。

現在の外壁のデザインや模様をそのまま活かしながら、外壁を保護できるのが大きな特長です。

たとえばレンガ調や石目調のサイディング外壁、せっかく凝ったデザインなのに、塗装で単色になってしまうのはもったいない、、、と思われるお客様に人気があります。

クリヤー塗装のメリット

1.意匠性をそのまま保てる

外壁の柄や質感を活かせるので、新築当時の雰囲気を長く楽しめます。

2.外壁材の劣化を防ぐ

透明の塗料でも通常塗料と同様に紫外線や雨風から外壁を守ってくれます。特にフッソや無機のクリヤー塗料は耐久性に優れているので長期間美観を保ちます。

3.色選びの手間・失敗がない

どんな色で塗り替えるか、人によっては色選びに非常に時間を使います。また、当初のイメージと違った、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。クリヤー塗装ではこのようなお悩み事が無くなり手間をかける必要がありません。

クリヤー塗装の注意点

とはいえクリヤー塗装も万能かつ誰にでもおすすめというわけではありません。

1.外壁の状態や素材によっては施工できない

ひび割れや表面の剥がれ・チョーキング(表面が粉っぽくなる状態)があると、クリヤー塗料では隠れないため使用できません。

そのほか、高圧洗浄でも取れない汚れや日焼けによる色褪せなどもそのまま残ってしまうためおすすめできません。

新築から10~15年以内の比較的きれいな状態での施工が理想です。

また、外壁用クリヤー塗料の多くは『窯業系サイディング』といわれる外壁材専用として作られているため、モルタル壁や金属サイディング、ALCなどには使用できません。

2.クリヤー塗料の選択肢が少ない

通常の塗料に比べるとラインナップが少なく、選択肢が限られます。

3.通常塗料と比較して若干耐久性が低い

通常塗料とクリヤー塗料のシリコン・フッソなど同じグレード同士では基本的には耐久年数に大きな差はないといわれていますが、クリヤー塗装では下塗り工程が無く上塗り2回で仕上げます。

また、通常は打ち替えたコーキングの上も塗装して塗膜を形成しますが、クリヤー塗装では密着性の都合上それができません。コーキング部分が剥き出しの状態になるので、外壁面よりも先にコーキングが傷む可能性があります。そのためクリヤー塗装の際はできるだけ高耐久なシーリング材を使用するケースが多いです。

早めのご相談が吉

クリヤー塗装は、今のデザインを気に入っていてそのまま残したい!という方にはピッタリの工法です。

ただし、外壁の状態や築年数によっては選べないケースもありますので、気になった方は早めに業者へ相談してみるのがおすすめです。

お問合せはお気軽にどうぞ♪

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2025年10月6日 | 住宅塗装豆知識