外壁塗装の工事は、どうしても”音・におい・車の出入り”などでご近所の方に少なからずご迷惑をかけてしまう場面が出てきます。
だからこそ、私たちはお客様のお家だけでなく、周りの住人の方にも少しでもご不安なくお過ごしいただけることを大切にしています。
今回は、実際の現場で私や職人がどんなことに気をつけているのかを少しご紹介します。
1.着工前のご挨拶
工事の前には、必ずご近隣のお宅へご挨拶に伺います。
着工日・工事内容・工事期間をきちんと伝えることで、不安やトラブルをぐっと減らすことができます。
ありがたいことに、ご近隣の皆さまには快くご協力をいただき、「わざわざありがとうね」と言ってくださる方もいて、嬉しい瞬間です。
2.騒音や車の停め方に注意
塗装工事は基本的に手塗りで行ないますので、大きな音はほとんど出ませんが、足場の組立や高圧洗浄機の使用など、どうしても騒音が伴う工程があります。
ご近隣の方に事前にお伝えすることに加えて、曜日や時間帯を考慮したり、なるべく短時間で作業を終われるように人数を調整したりと、できるだけご迷惑にならないように配慮しています。
また、職人の車の停め方ひとつでも印象が変わるので、通行の妨げにならないように常に意識しています。
3.塗料の飛散・におい対策
風向きや天気を確認しながら、飛散防止ネットをきちんと設置します。
においが強い溶剤系の塗料を使う際はタイミングを調整したり、屋根や外壁などメインの部分には耐久や性能に優れたにおいの少ない水性塗料を主流にしています。
ご近隣の方の車が作業面に近かったり、飛散が発生しうる作業内容によってはご了承をいただいてシートカバーをかけさせていただいています。
4.現場のマナーは仕上がりの一部
作業中の挨拶や、現場周辺をきれいに保つことも心がけています。
”ここの職人さん、きちんとしているな”と思っていただける現場を目指しています。
まとめ
住宅塗装はお客様の家だけでなく、ご近隣の方のご協力があってこそ成り立つ工事です。
せっかく快くご協力いただいたご近隣の方をトラブルに巻き込まないよう、塗装技術だけでなく心配りも大切だと考えています。
これからも、地域の皆さまに見守っていただける現場づくりを続けてまいります。


