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週始めの店長日記 #75『屋根:カバー工法という選択肢』

こんにちは!

相変わらず毎日厳しい暑さが続いています。

体調管理・熱中症対策を徹底しながら、順調に各工事とも進めております。

現在、長崎市内アパートの外部改修工事が進んでいます。

こちらは以前(10数年前)に塗替え工事でお世話になった物件で、今回もあらためてメンテナンスのご依頼をいただきました。

今回の工事では、外壁は前回同様塗装を行ないますが、屋根は塗装ではなく断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根『横暖ルーフ』によるカバー工法を採用しました。

塗装店なのに塗装をしない、という話ですが、私たちは建物の状態に合わせて、塗装・カバー工法・葺き替えの中から最適だと考える方法をご提案しています。

ガルバリウム鋼板屋根のメリット

ガルバリウム鋼板は、現在多くの住宅で採用されている耐久性の高い屋根材です。

特に今回施工している「横暖ルーフ」のような断熱材一体型の製品には、次のようなメリットがあります。

・軽量なので建物への重量的負担が少ない

・サビに強く耐久性に優れている

・断熱性能が向上し、夏の暑さを和らげやすい

・既存屋根を撤去せず施工できる場合が多く、工期や廃材(処分費も)を抑えられる

築年数が経ち、屋根材そのものの劣化が進んでいる場合は、塗装を繰り返すよりも長期的な安心につながるケースもあります。

採用前に知っておきたいポイント

もちろん何事もいいことづくめというわけではありません。

ガルバリウム鋼板屋根にも、知っておくべき注意点があります。

まず、塗装工事と比べると工事費用は高くなります。

ただし、屋根材そのものを新しくできるため、長い目で見ればメンテナンスの回数を減らせることにつながり、将来的なコストまで含めて検討することが大切です。

また、カバー工法は既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる工法です。

そのため、既存の屋根下地が大きく傷んでいたり、雨漏りによって野地板が腐食している場合には施工できず、葺き替え工事(既存の屋根を全撤去して新たに瓦材を乗せる工事)が必要になるケースもあります。

築年数や現状の傷み具合など、事前の調査が重要になります。

ガルバリウム鋼板は塗装できる?

ガルバリウム鋼板=メンテナンスフリーの建材、という認識で「今後塗装は必要ないのでしょうか」というご質問をいただくことがあります。

確かにガルバリウム鋼板は非常に耐久性が高く、一般的なスレート屋根のように10年前後で塗装が必要になる屋根材ではありません。

そのため「メンテナンスフリー」と表現されることもあります。

ただし、これは”永久に何もしなくて良い”という意味ではありません。

長い年月が経過すれば表面の塗膜は少しずつ劣化し、色あせやチョーキングなどが見られるようになります。

そのようなタイミングでは、適切な下地処理と専用の下塗材を使用することで、塗装によるメンテナンスが可能です。

当社では、既存の屋根がガルバリウム鋼板かつ塗装が必要な状態になっている場合、耐久性の高い屋根材に合わせて高耐久な無機塗料などをご提案することが多くあります。

まとめ

屋根のメンテナンスは、すべてが塗装で解決できるわけではありません。

建物の状態によっては塗装が最適な場合もあれば、今回のようなカバー工法が適している場合もあります。

大切なのは「何を施工するか」ではなく、「その建物に最も合った方法を選ぶこと」です。

真夏の猛暑日のみならず、屋根は一年中過酷な環境にさらされ続けています。

屋根の傷みが気になってきた方は、お気軽にご相談ください。

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2026年8月3日 New! | 住宅塗装豆知識