必須4工程の2つ目です。
高圧洗浄、シリコン補修の後に行なう作業で、サーフ・シーラー・フィラー・プライマーと呼ばれる下塗り材を使用します。
鉄部にはサビ止め材、木部には専用下塗り材を用います。
下塗りの役割は、
・既存の外壁と、新たな上塗り塗料を密着させる接着剤
・劣化した外壁が新たな塗料を吸い込んで起こす色艶ムラの防止
・既存の外壁色を隠して仕上がりをキレイにする隠ぺい性
などがあります。
もし、この工程を省略すると・・・
上塗り塗料単体では既存外壁との密着性は機能しないため、塗膜がすぐに剥がれたり、日当たりのいい面、日陰の面で明確に色艶ムラが生じます。