最近の現地調査で、『難付着サイディング』のお家に出会うことが増えてきました。
この外壁は2000年代前半から多く使われ始めた高性能な外壁で、今はちょうど築15年~20年の塗替え時期と重なっているため、今のタイミングでご相談いただく件数が増えているのだろうと思います。

■『難付着サイディング』とは
難付着サイディングとは、外壁の表面に”汚れが付きにくい””色あせしにくい”といった高性能なコーティングが施された外壁材のことです。親水性や防汚性が高く、長い期間美観を維持することができる高級品ですが、いざ塗替えをするときにはこのコーティングが影響して塗料が密着しにくいという特徴があります。
■現地調査が大事
見た目は普通の外壁と変わらないため判別が難しく、現地調査時に施工年代や表面の質感などを総合して判断します。
築年数の割に劣化してないな?という外壁ほど、この難付着サイディングである可能性が高いのです。汚れに強い反面、新たに塗る塗料まで弾いてしまうため塗替え時は外壁の状態に合わせた適切な下塗材選びが必須です。

■下塗り選びが”命”
難付着サイディングであった場合は、適切な下塗りを行なわないと早期に剥がれる恐れがあるため、下塗材の選定がもっとも重要です。
通常の外壁に使用するシーラーでは密着不良が起きやすく、塗装した直後は問題なくキレイに見えても、あとから(場合によってはかなり早い段階で)ペリッと剥がれることがあります。
これは外壁や塗料の性能が悪いのではなく、外壁の特性に合った下地処理をしなかった場合に起きるトラブルです。
塗装が長持ちするかどうかは、実は上塗りより下塗りの相性に左右されます。

■まとめ
2000年前半に普及が進んでから20年前後が経過し、今はまさに塗替えメンテナンス時期に入っています。
難付着サイディングかどうかはぱっと見ただけではわかりにくいため、「ウチもそろそろかな?」と感じた方は、お気軽にご相談ください。
外壁の状態を踏まえて、使用塗料や工法についてしっかりお伝えします。


